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2020年08月07日

フォークリフト講習

こんにちは。
延々と続いた悪天候から一転、
連日晴天が続いています。
それでも今年はまだいくらか
涼しいように感じます。
夏本番はまだまだこれからでしょうか。

さて夏季休業の最中ですが、
この1週間、フォークリフトの講習を実施しております。
外部の教習機関に学校へ来ていただき、
希望する学生は講習を受け、
合格すれば修了証を取得することができます。


この夏季休業中にフォークリフトのほか、
クレーンと玉掛けの講習を受けることができます。
また別の時期では、高所作業車や小型車両系建機など、
現場で求められることのある技能講習や特別教育を受けることができます。
なにより、学校内で受けられるのがありがたいと思います。  

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2019年07月31日

木造建築教室

こんにちは。
長い梅雨もあけまして、
富士山麓でも暑い日が続いております。
それでも、富士宮の市街よりは、
幾分過ごしやすいようです。
くれぐれも、熱中症等には、
気を付けたいと思います。

さて、そんな暑い最中ですが、
現在イベント真っ最中。
木造建築教室と題しまして、
外部の企業を対象に、
木造建築の基本的知識技術を教える
研修を行っております。
先週月曜日から今週金曜日までの2週間、
朝から夕方までみっちりと授業です。
本日は工法演習ということで、
実習棟で大工技術について触れておりました。



そして今週土曜日はオープンキャンパスです。
並行して準備中。
お越しくださる方、ご期待ください。
  

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2017年01月09日

「成人の日」特集で本校生徒が岳南朝日新聞で紹介されました

本日は「成人の日」、この三連休を利用して各地で成人式が行われているものと思います。

本校生徒である田中悠喜君も成人式を迎え、地元岳南朝日新聞の特集記事で紹介されました。

岳南朝日 1月8日(日)発行 特集「明るい未来を夢見て大人への一歩踏み出す」

田中君をはじめ、新成人を迎えた学生の益々の発展を期待したいと思います。

(KI)

  

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2016年11月24日

30周年記念講演会

こんにちは。
11月も末になりまして、
めっきり寒くなってまいりました。
本日などは都心でも雪が降ったようでして、
本校も漏れず、雪が舞っておりました。
明日の富士山はどうなってますでしょうか。

さて、少々遅くなりましたがご報告でございます。
先の日曜日、本校30周年を記念いたしました事業、
30周年記念講演会が催され、盛況に終わることができました。

講師に建築家隈研吾先生をお招きいたしまして、
『木の時代』と題しましてお話を頂きました。

もちろん、現在進行中の新国立競技場のお話もございまして、
木を使ってモノをつくる、扱うことにつきまして、お考えを知ることができました。

そのあと、理事長中村昌生先生にお話を頂き、
本校の現在、今後についてご紹介頂きました。


短い時間ではございましたが、
木造建築日本建築の第一人者と、木を使う最先端の建築家が、
一堂に会するというのは大変に興味深い機会だったと思っております。
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。


気がつけば来週には12月、
師走でございます。
あっという間に年が暮れ、そして明けるのでしょう。
やり残す事がなきよう、あと1ヶ月を過ごしたいと思います。


(SN)

  

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2016年09月06日

テレビ局の取材を受けました

先日、久し振りにテレビの取材を受けました。東京キー局の情報エンターテイメント番組とのことです。

朝9時前から取材が始まっていました

食堂での学生の昼食風景も撮影していました

こちらは、取材に備えて講師と生徒がリハーサルを行なっていました

日本国内の様々な学校・教育機関・研究機関を訪れて、将来様々な分野に於いて日本の将来を担うであろう若者達を始め、学校によって違う教育や研究・部活動などを紹介する情報エンターテイメント番組とのことで、今回は、「建築業界の金のたまご」を育てるというタイトルでの取材でした。

案内役である先生(今回は、長谷川先生でした)とともに、実際に授業・校内の施設を見学し、時には、タレントさんが授業内容を体験するとのことですので、どんな番組になるのか大変楽しみです。

放送日、タイトルなど決まりましたら、また告知させて頂きます。(東京ローカルのみの放送のようです)

  

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2016年07月16日

閉店する金物屋さんで、特別セールをしてもらいました

まちなかの宮町商店街にある、北條金物店が閉店するということで、専門学校生向けの特別セールを実施して頂きました。

浅間大社入口西側の北條金物店

玄能(金槌)も、大小様々な種類がありました

ノミも、たくさんの種類がありました

金物を研ぐ砥石も、豊富にありました

この北條金物店は、昔から刃物の品ぞろえには定評があったこともあり、ノコギリやノミ・鉋などの大工道具だけでなく、包丁・はさみ・鎌などの刃物もシッカリとした造りの商品がたくさん並んでいました。


他の行事と重なってしまって、来てくれた学生はあまり多くは有りませんでしたが、来てくれた学生にとっては大変満足の行く買い物が出来たのではないかと思います。

ノコギリとアルミ定規とニッパー

サメ皮のおろし板

銀皿と、ライスをレモン型にするステンレスメロン

ついでと言っては何ですが、私も、便乗していろいろと買わせて頂きましたが、大工道具よりかは、プロ用の調理器具コーナーに入り浸って、懐かしいものばかりを選んでしまいました。

7月19日(火) 10:00~16:00 が最終セールとなりますので、興味のある方は是非、覗きに行ってみて下さい。

(KI)

  

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2016年03月22日

卒業式も終わり

こんにちは。
3月も末に入りました。
寒い日と暖かい日が行ったり来たり。
だんだん暖かい日が増えてきたなあと感じておりますが、
雲の多い日が続いております。

11日の卒業式も無事に終わり、
卒業生はそれぞれの地へ向かい旅立っていきます。
昨日、最後の1人が寮から去ってゆきました。
どうか元気で、がんばってもらいたいものです。



この時期はどうも学校が静かに感じます。
4年生はいなくなり在校生も帰省しているため、
実際に人が少ないのですが、
寂しい気分になってしまいますね。

さて、しかしながら先にも書いたようにもう3月も末。
入学式まで2週間余りです。
あっという間に、また賑やかになることでしょう。
今年の桜開花はいつになるでしょうか。  

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2015年11月23日

OB会

こんにちは。
11月も末。
学校は当然寒くなっております。
対して富士山は、
初冠雪から1カ月以上経ちましたが、
なかなか雪化粧が裾へ降りてこないように思います。
今年度は比較的暖かい冬のようです。

さて、先の土曜日になりますが、
関西OB会を主催に、
歴代卒業生が本校に集合しての、
日建OB会が開催されました。

日本全国に散らばり、活躍している卒業生たち。
地方ごとで会合を開くことはあっても、
卒業生が一斉に集合という機会は、多くはありませんでした。

懐かしい先輩後輩との再会を喜ぶ機会でもありながら、
今後学校をより良くしていくには、どんな手段が有効か、
といった意見をいただく会でもありました。
ディスカッションから知恵を出し合い、
さまざまな意見の飛び交う会となりました。


その後は、本校らしい実習棟での懇親会。
学生も参加し、
現役と卒業生とが交流をもつ機会ともなりました。



本校は開校以来現在までずっと、
全寮制としてまいりました。
入学と同時に一つ屋根の下で寝泊りし、
文字通り同じ釜の飯を食べ、
切磋琢磨しながら学び卒業してゆく。
これは今後も変わることはないでしょう。

その絆の太さを、
また学校への思いを、
改めて感じることのできたOB会でした。



来年は本校学園祭に合わせての開催を予定することとなりました。
また多くの方々にお会いできることを、
楽しみにしております。


(SN)  

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2015年09月01日

9月1日の記事

昨日の学校もはっきりしない天気。

朝方は霧が深かったです。



しかし、静岡新聞の朝刊には、また明るい話題が掲載されました。



そして、3年生の工法の授業をやっている実習棟の黒板には、

休憩時間、いろんな動物が登場しました水滴






(YA)  

Posted by 日本建築専門学校 at 22:22Comments(0)その他の話題

2015年07月27日

瀧川神社遷座祭

先日、瀧川神社が完成しました。
学生の1年間の成果ができました。

どうでしょうか?学生にとっても貴重な経験となりました。
また、7月25日には遷座祭が執り行われました。
学生も、神事に参加させていただきました。

このことは静岡新聞の記事にもなりました。
テレビのニュースにもでるかもしれません。
多くのご声援ありがとうございました。
近くに行きましたら是非立ち寄ってみてください。
YH  

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2015年06月10日

本校ウェブサイトメンテナンスのお知らせ

本校ウェブサイトは下記の期間、
メンテナンスのためアクセスできなくなります。
ご不便をおかけいたしますが、
よろしくお願いい申し上げます。

期間:6月14日(日)午前中 ~ 6月15日(月)午前中  

Posted by 日本建築専門学校 at 17:10Comments(0)その他の話題

2015年06月04日

テレビ放送です!

テレビ放送のお知らせです。
明日(6/5)の17:00~19:00の間(どこかままだわからず)で
”テレしず”の”みんなのニュースしずおか”で
学生製作中の滝川神社のニュースか放送される予定です。
静岡県内だけですが、10分ほどの大作らしいです。
楽しみにしていてください。


追記
放送日が間違っておりました。
5/5ではなく6/5でした。
お詫びして訂正いたします。
板金工事中
YH  

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2015年01月21日

年度末へ

こんにちは。
冬休みも終わり、
授業が再開されてそろそろ1週間でございます。

ついこの間、年末だといって慌しかったわけですが、
学校としてはもうすぐ年度末。
授業も残すところあと3週間のみ、そのあとは学年末試験です。
もうすぐですね。

そんな中、今もっとも緊張しているのは4年生。
卒業研究ですね。
先の月曜日は梗概集の原稿締切りでした。
皆過去の梗概集などを参考にせっせと文を作っておりました。


研究提出の締切りも間近でございます。
学生の作品など、また紹介できればと思います。
そんな近況報告でした。


(SN)  

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2014年12月16日

テレビ放送2の放送日変更です

テレビ放送2の放送日変更のお知らせです。
12/16(火)から12/17(水)の18:15からのSBSのニュース内に変更になりました。
楽しみが1日のびました。
世の中がいろいろ動いているからしかたがありません。
ちなみに写真は、新旧の鰹木の写真です。

新しい鰹木は製作中です。
YH
  

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2014年12月11日

テレビ放送2

お知らせです。
最近、テレビ、新聞と学校のことが取り上げられています。
今回、またまた、静岡県内だけですけど、テレビ放送があります。
12/16(火)の18:15からのSBSのニュース内で約3分ほど取り上げられる予定です。
撮影風景2
撮影風景です。  YH

  

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2014年11月27日

新聞に載りました

本校で取り組んでいる「滝川神社再建」の記事が本日新聞に載りました。
静岡新聞の県内総合のページです。静岡新聞を購読されている方は是非ご覧ください。
購読されていない方は静岡新聞のホームページ
ニュース-文化・暮らし-暮らし・話題@しずおか のところに掲載されています。
学生が3名ほど出ています。

YH  

Posted by 日本建築専門学校 at 15:04Comments(0)その他の話題

2014年11月14日

テレビ放送

お知らせです。
学校がテレビで紹介されます。
静岡県では11/17のテレビ静岡(フジテレビ系)の18:00からの番組内の地方版の中です。
「中部の若いちから」のなかに出る予定です。
残念ながら全国ではありませんが、中部地方の愛知県、三重県、岐阜県、新潟県、
石川県、福井県、長野県には放送されると思います。
静岡県以外は日にちがかわるかもしれませんが、「中部の若いちから」のシリーズ内に出る予定です。

撮影風景です。    YH  

Posted by 日本建築専門学校 at 15:58Comments(0)その他の話題

2014年10月01日

志賀直哉旧居を見学してきました

小川三夫棟梁の講演会後、少し足を伸ばして志賀直哉旧居へ行ってきました。

志賀直哉旧居は、志賀自身の設計により昭和四年に建てられましたが、建設に当たった大工が京都で有名な数寄屋大工の棟梁だったということもあって、全体的に軽やかで数寄屋らしい遊びが随所に散りばめられていました。

玄関は、敢えてシンプルに仕上げています

入ってすぐの2階の客間は、簡素ですがとても上品な味わいです

奥の茶室の天井は、かなり遊びまくっています

食堂は、完全な洋風スタイルとなっています

キッチンから食堂への食事の受け渡しは、このような家具を通して行われます

食堂の外側は、とても気持ちの良いサンルームとなっています

ちょっとした意匠で、かなり遊んでいます

こちらの意匠も、遊んでおります

奥の続きの和室(子供部屋)は、これでもか、というほど徹底したシンメトリーでした

外観も、シンプルで軽やかですが、各面で素材が違ったりしています

勝手口側は、また雰囲気がかなり違います

樋の処理も、とても手が込んでいます

ここの二重小庇は、なんと竹で作っています

この写真だけでも、様々な素材が組み合わされているのが分かると思います

奈良には有名な寺社仏閣、そして仏像が数多くあるため、見ておきたいものが一杯有り過ぎて困ってしまうのですが、是非、この建物もそのリストの中に入れておいて欲しいと思います。

(KI)

  

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2014年09月28日

小川三夫棟梁の講演を聞いてきました

これも学校行事ではありませんが、奈良で小川三夫棟梁の講演を聞く機会がありました。

鵤工舎を設立した小川三夫棟梁は、「最後の宮大工」と言われた、法隆寺大工 西岡常一棟梁の唯一の内弟子で、宮大工を志す生徒が多いこの学校では、早い時期から様々な授業の中で出てくるお名前ですので、学生の中でもとても人気のある方です。

会場は奈良県立新公会堂で、立派な能舞台の上で行われました

講演内容の多くは、「ほぼ日刊イトイ新聞」「法隆寺へ行こう!」にある「対談編(全9回)」に書かれていますのでそちらをご覧頂くとして、ここでは印象に残った言葉をいくつか挙げてみたいと思います。

・法隆寺を見て感激し、こんな建物を建ててみたいと思ったのが宮大工になろうと思った切っ掛け。
でも、当時は「宮大工」という言葉すら知らなかったし、他につても無かったので、奈良県庁に行って、「法隆寺で大工をしたい」と言ったら、「西岡さんを訪ねてみろ」と県庁の職員に言われ、そのまま法隆寺へ行ったら西岡さんに会えた。(何も知らなくても、熱意があれば前に突き進むことが出来る)

・18歳の時、親に「宮大工になる」と言ったら、「なんでこのご時世に、川上にのぼるような仕事を選ぶんだ、大きな船に乗って川下にくだるような仕事なんていっぱいあるのに」と親は言い、半ば勘当に近い形で家を出てきた。(それだけ、宮大工の仕事は辛くて大変だということ)

・3年半余所で下積みをした後、やっと西岡棟梁の所へ戻る機会があったのですが、その時棟梁がひとこと「道具箱を見せろ」と。自分の道具箱をしばらくじーっと見た後、「納屋の掃除担当をせい」と言われた時は、やっと弟子にしてくれたと、本当に嬉しかった。

・「納屋の掃除担当」っていうと大工仕事と全く関係ないと思ってしまうけれども、納屋には大工道具や書きかけの図面がいっぱい置いてあります。つまり棟梁は「納屋にあるものを見てしっかり勉強せい」と言ってくれた、ということを感じ取らなくてはなりません。(言葉の裏をしっかりと読む)

・うちに来る若い衆は、何も取柄の無い人間ばかりです。何か取り柄が有ると、どっぷりと仕事に浸ることが出来ず、あっちこっちと余所を向いてしまってモノになりません。器用な人間は別な仕事で稼いだら良いのです。(器用な人間ほど逃げ道を考えてしまうし、また逃げることが出来る)

・とにかく修行中は自分の考えを持たないことです。「斧を研げ」と言われたら、斧が針になるまで研いでしまうような人間が一番修行に向いています。自分の考えを持つのは棟梁として独立してからでも遅くはありません。(師匠の言うことを愚直に行う人間が一番成長する)

・10mの直角三角形を作れと言われて、器用な人間は30cmの三角定規を覗いて10mの三角形を作ろうとしますが、不器用な人間は本当に10mの直角三角形を作ろうとします。後者の人間の方が、将来、大きく成長します。(小手先のテクニックで対処するのではなく、本質を見極める)

・一人前の大工になるためには、なるべく遠回りさせることも大切です。無駄なことをいっぱいさせて、その無駄に気付かせれば、今度はその無駄を省こうと目の色を変えて努力をします。

最後に、槍鉋(ヤリガンナ)の実演をして頂きました。この槍鉋は、室町時代にノコギリが発明されると途絶えてしまった道具で、それ以前の建物を修復する際には絶対に必要であると考えた西岡棟梁が、様々な文献を調べに調べて500年以上振りに復活させたという思い出深い道具であります。

小川棟梁が削る度に、クルクルとした綺麗なカンナクズが出てきます。このカンナクズを欲しいと思った人は私だけではないと思います。(残念ながら、いただけませんでした)

小川棟梁が西岡棟梁から直接教わったのは、たった一枚のカンナクズだけだったそうです。そのカンナクズを大切に窓に貼り付け、同じカンナクズが削れるように毎日夜が更けるまでカンナを研いだというエピソードを思い出しながら、いわば神業とでも言うべき小川棟梁の動きに見入ってしまいました。

講演終了後の割れんばかりの拍手の大きさが、この講演の素晴らしさを物語っていました。
機会がありましたら、是非、事前学習をしっかりとして講演を聞きに行ってみてください。

(KI)

  

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2014年09月23日

聴竹居を見学してきました

珍しく関西に行く用事が出来たので、今までなかなか行けなかった聴竹居を見学してきました。

聴竹居(ちょうちくきょ)は、建築家藤井厚二氏が自ら着目し理論化した環境工学の知見を設計に折り込むために、京都大山崎の約1万2千坪にも及ぶ山林を購入し、そこに「実験住宅」として1928年に建てられた第5番目の自邸になります。

4名という少ない見学者の中でボランティアスタッフの方からじっくり1時間の説明を受けましたが、事前学習していた内容(和洋折衷の意匠)だけではない様々な側面を限られた時間の中でたくさん教えて頂きました。

次の回の見学は学生の団体(関東学院大学)だということで、邪魔にならなければそのまま残って構わないとのスタッフのお言葉に甘えて、もう1時間じっくり見させてもらうことにしました。

20名ほどの学生が来たのですが、引率の教諭に「Nさんはご存知ですか?」と尋ねてみました。

このNさんは、専門学校である当校を卒業後、大学卒業と同等の資格を持てることを利用して、そのまま大学院に進学した初めての卒業生であり、その進学先が関東学院大学でした。

引率教諭も、見ず知らずの大男に声を掛けられ最初はビックリしていましたが、大学院時代のNさんの担当教諭だったこともあり、大変懐かしがっておられました。

「大学院卒業後、前校長に請われて、現在、当校で常勤講師として後進の指導を頑張っています。」という近況報告をさせて頂きました。

内観写真につきましては、この施設の意向により個人公開することは出来ませんが、一杯撮影してきましたので、説明を受けた内容とともに計画Ⅱの授業の中で詳しく紹介したいと思います。

(KI)

  

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